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納期管理と納期回答の方法|在庫・入荷予定から回答日を決める

2026年8月25日20分で読める

納期回答は、納期が出荷日か到着日かを先に定義し、在庫・入荷予定・手配リードタイム・締切時刻から回答日を決めます。在庫があるという情報だけでは、出荷準備や配送に必要な時間を含む到着日は確定しません。どの情報を根拠に、何の日付を答えたかを受注明細へ残す必要があります。

50〜200名規模のBtoB物販企業では、営業、受注、在庫、購買の回答を一つにそろえることが重要です。顧客希望日と納期の定義を確認し、供給情報を確かめ、出荷条件を加えて回答する3ステップにより、在庫品・取寄せ・入荷待ち・直送の判断を標準化します。

納期管理と納期回答の基本

出荷日・到着日・顧客希望日を分けて納期回答を決める全体図

出荷日・到着日・顧客希望日の違い

出荷日は自社または仕入先から商品を発送する日、到着日は顧客の納品先へ届く見込み日、顧客希望日は顧客が受け取りたい日です。3つは同じ日付とは限らず、注文書の「納期」がどれを指すかを確認します。回答文面にも出荷予定か到着予定かを明記します。

到着日は出荷日だけでなく、配送方法、納品先、休日、時間指定などの条件に影響されます。顧客希望日に間に合わない場合は、根拠のない確約日を置かず、出荷見込と到着見込を分けて伝えます。倉庫内の出荷作業は出荷管理システムの選び方と役割を分け、納期回答では顧客へ伝える日付を管理します。

納期回答に必要な情報の早見表

在庫品・取寄せ・入荷待ち・直送の供給経路別に確認条件を整理する図

回答に必要な情報は供給経路によって異なります。在庫品は実在庫と出荷締切、取寄せは仕入先回答、入荷待ちは入荷予定と検品後の出荷可否、直送は仕入先の出荷確認を起点にします。確認できていない情報は空欄にせず、未確定の理由と次回確認日を持ちます。

供給経路起点確認条件出荷見込到着見込回答文言次回確認日
在庫品在庫情報販売可能数と出荷締切を確認自社の出荷可能日配送条件から算定出荷予定・到着見込を区別状況変化時または出荷確認日
取寄せ仕入先回答発注可否と仕入先納期を確認入荷後の出荷可能日入荷・配送条件から算定仕入先確認済みの条件を明記仕入先の次回回答日
入荷待ち入荷予定発注残と入荷確度を確認入荷・検品後の予定出荷後の配送条件から算定入荷予定を条件として回答入荷予定の再確認日
直送仕入先の出荷情報納品先・送り主・出荷可否を確認仕入先の出荷予定仕入先回答の到着見込直送であることと条件を明記出荷証跡の確認日

この表は顧客調査の集計ではなく、受注・在庫・発注の実装事実を基に供給経路別の確認条件を整理した独自編集フレームです。日数の標準値を当てはめず、自社と仕入先で確認できた情報を記入します。回答後も次回確認日を残し、未確定のまま連絡が止まることを防ぎます。

納期を回答する3ステップ

顧客希望日の確認から供給情報と出荷条件を加えて回答する3ステップ

顧客希望日と納期の定義を確認する

最初に、顧客が求めている日付が出荷日か到着日かを確認します。注文書、契約条件、メールなどに「納期」とだけある場合は、納品先と希望日を確認し、回答文面で日付の意味をそろえます。希望日が複数明細で異なる場合は明細単位に分けます。

併せて、納品先住所、受入可能な曜日・時間、分納可否、配送方法の指定を確認します。顧客希望日はそのまま確約日へ転記せず、供給情報を確認するための基準として保持します。確認者、確認日、連絡手段を受注情報へ残します。確認結果は受注担当と営業で共有します。

在庫・入荷予定・仕入先回答を確認する

在庫品では帳簿上の数量だけでなく、既存受注との関係や出荷可能な数量を担当者が確認します。取寄せ・入荷待ちでは発注明細、仕入先の回答日、入荷予定、未確定要因を確認します。仕入先への発注方法は受発注システムの選び方も確認材料になります。

在庫が不足している場合は、残数量と手配状況を明細に記録します。未納明細の更新方法は受注残の管理方法に沿い、回答納期と残理由を一組で持ちます。仕入先の回答が変わった場合は旧回答を消さず、新しい回答と変更理由を追加します。

出荷条件を加えて回答日と根拠を記録する

供給情報を確認したら、出荷締切、出荷準備、配送条件、納品先の受入条件を加えて回答日を決めます。在庫品でも締切後の受注は同じ日に出荷できるとは限りません。直送では自社倉庫の予定を使わず、仕入先が確認した出荷見込と到着見込を基準にします。

回答記録には、出荷予定、到着見込、確認元、確認日時、条件、担当者を残します。確定できない場合は条件付きの回答とし、次回連絡日を同時に伝えます。回答文面と受注明細の内容を一致させ、電話回答も後から確認できる記録へ置き換えます。

供給経路別の納期回答ルール

自社在庫出荷と取寄せ・入荷待ち・直送の回答ルールを比較する図

在庫品を自社から出荷する場合

在庫品は、商品コード、販売可能数、受注数量、出荷締切、納品先を確認します。在庫数が受注数量以上でも、他の受注との関係を自動的に解決できるとは限らないため、出荷可能数を担当者が確かめます。在庫確認の日時も記録します。

出荷日が決まったら、配送方法と納品先の条件から到着見込を分けて回答します。在庫管理の機能や選定観点は在庫管理システムの選び方で確認できます。納期回答では在庫の有無だけを伝えず、出荷予定・到着見込・回答条件を一組で残します。

取寄せ・入荷待ち・直送の場合

取寄せでは仕入先の受注可否と納期、入荷待ちでは既存発注の入荷予定と確度、直送では仕入先から納品先への出荷可否を確認します。3つを同じ「仕入先確認中」にまとめず、次に確認する情報と担当者を分けます。回答がない場合の再確認日も設定します。

卸・商社では自社在庫と直送が一つの受注に混在するため、明細単位で回答します。商流全体の整理は商社・卸の販売管理システムも確認材料になります。分納を提案する場合は、各明細の出荷見込と到着見込を伝え、顧客の了承を記録します。

回答変更を漏らさない管理方法

旧回答・新回答・変更理由と次回連絡日を残す納期変更管理図

未確定時の条件付き回答と次回連絡日

納期が未確定なら、確約日を作らず、確認できている条件と未確定の要因を分けて伝えます。「入荷予定を仕入先へ確認中」「出荷日確定後に到着見込を連絡」など、現在地と次の行動を明確にします。次回連絡日も顧客へ伝えます。

次回連絡日には確定の有無にかかわらず連絡し、回答が変わる場合は旧回答と新回答を並べて記録します。変更理由、連絡日時、連絡相手、担当者を残し、社内更新だけで終わらせません。回答を変更できない場合の判断者も運用上定めます。次回の確認担当も同時に指定します。

受注番号旧回答新回答変更理由連絡日時担当者
受注の共通キー出荷予定・到着見込更新後の日付と条件入荷変更・配送条件等顧客へ連絡した日時更新・連絡の責任者

受注・在庫・発注情報を参照する要件

納期回答では、受注明細から在庫数、発注明細、入荷予定、仕入先回答を一体で参照できることが重要です。販売HUBには受注管理、シンプルな単品の在庫管理、発注管理、カスタム項目の自由追加があります。回答日、根拠、次回連絡日を記録して共有できます。

販売HUBに在庫引当、納期自動計算、入荷予測の機能はありません。出荷締切や配送条件を含む回答日は担当者が確認し、変更があれば旧回答を残して顧客へ連絡する運用が必要です。出典: 販売HUB公式サイト(https://hanbai-hub.com/・取得日 2026-08-15)

納期管理に関するFAQ

納期は出荷日と到着日のどちら?

納期という言葉だけでは出荷日と到着日のどちらかを一律に決められません。契約書、注文書、見積条件、回答文面で、何の日付を指すかを明記します。売り手が出荷予定を答え、買い手が到着日と理解するずれを防ぐことが重要です。

回答時は「出荷予定日」と「到着見込日」を分け、配送条件によって到着日が変わる場合はその条件も伝えます。顧客希望日も別項目で残し、確定回答と混同しません。変更時にはどちらの日付が変わったかを明示します。納品先ごとの条件も記録します。

納期が未確定のときはどう回答する?

未確定の納期を推測で確約せず、確認済みの情報、未確定の要因、次回連絡日をセットで回答します。仕入先回答待ち、入荷予定の再確認中、配送条件の確認中など、止まっている理由を具体的に伝えます。現在の担当者も社内記録へ残します。

次回連絡日までに確定しなくても、状況を更新して顧客へ連絡します。新しい見込が出たら旧回答、新回答、変更理由、連絡日時を受注明細へ記録します。確定日だけを管理するより、連絡の約束を管理する方が回答漏れを防げます。次の確認担当者も指定します。

納期管理はExcelでもできる?

受注件数が少なく、更新者と供給経路が限られる段階なら、Excelでも受注番号、回答日、根拠、次回連絡日を一覧化できます。難しくなるのは、受注・在庫・発注の更新が別ファイルとなり、複数担当者の入力時点がずれる場合です。古い回答を参照する危険が増えます。

Excelを使う場合も、旧回答を上書きせず、変更理由と連絡履歴を残します。在庫品、取寄せ、入荷待ち、直送の区分と確認元を必須項目にし、正本ファイルと更新責任者を一つにします。転記や確認待ちが増えた時点で一体管理を検討します。

まとめ|回答日と根拠をセットで残す

納期回答は、出荷日・到着日・顧客希望日を分け、在庫・入荷予定・仕入先回答へ出荷条件を加えて決めます。在庫品、取寄せ、入荷待ち、直送ごとに確認元と確定条件を変え、回答日と根拠を一組で残すことが重要です。

未確定時は条件付き回答と次回連絡日を伝え、変更時は旧回答・新回答・理由・連絡日時を記録します。受注・在庫・発注を一体で参照し、自動化されていない判断は担当者と確認契機を運用で補ってください。

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自社の供給経路別に回答条件と次回連絡日を整理し、販売HUBの受注・在庫・発注管理に合うか確認できます。納期回答と変更連絡の運用に迷う場合は、無料で相談するからご相談ください。

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